Unicode IVS Add-in for Microsoft Office

 従来、行政機関などの情報システムにおいて、氏名、地名などに用いられる異体字は、「外字」として個別に作成・管理されてきました。このことから、異なる情報システム同士で異体字を含むデータをやり取りした場合、正確に表示できなかったり、また新たに外字データを作成したりする必要がありました。
 そのため2011年5月には、経済産業省委託事業「文字情報基盤構築に関する研究開発事業」の取り組みの成果として、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)から『IPAmj明朝フォント』が公開され、以後、内閣官房情報通信技術(IT)担当室、経済産業省、IPAにより、文字情報基盤構築の整備が進められています。

『Unicode IVS Add-in for Microsoft Office』は、 Windows 7、Office 2010などのマイクロソフト製品上でUnicode IVD (UTS#37)に対応するおよそ58,000の異体字の活用を可能とするアドインです。『IPAmj明朝』をはじめとしたUnicode IVD(UTS#37)に対応したフォントと組み合わせて使用することで、Word、Excel、PowerPointなどのマイクロソフト製品上で、これら様々な異体字を含むデータの表示・印刷・編集などが可能となります。

  •  Unicode IVSに対応したMicrosoft IME 拡張辞書が、IVS技術促進協議会より無償提供される予定です。(2013年1月予定)

本ツールは、Unicode IVS非対応アプリケーションをUnicode IVS対応にする為の参考実装です。保守、サポートが必要な場合は、各社からリリースされる有償版をお使いください。また、公開されているソースコードの利用にあたっては、ライセンス条項を確認ください。

インストール

  1. 最初にUnicode IVSに対応したフォントをインストールします。経済産業省委託事業「文字情報基盤構築に関する研究開発事業」により作成された『IPAmj明朝フォント』は、以下のサイトより入手することが出来ます。
    http://ossipedia.ipa.go.jp/ipamjfont/download.html
  2. 現在使用しているMicrosoft Officeのバージョンを確認します。現在使用しているOfficeが2007の場合は、『Unicode IVS Add-in for Microsoft Office 2007』、2010の場合は、『Unicode IVS Add-in for Microsoft Office 2010』をインストールします。
  3. サンプルファイルを読み込み、アドインが正しくインストールされた事を確認します。 

Word 2010 with Unicode IVS Add-in

Last edited Nov 11, 2012 at 11:14 PM by kenzat, version 15